
矯正歯科治療(歯列矯正)とは、矯正装置を使用し、歯を移動させることで、不正咬合を改善する治療法です。
出っ歯、八重歯、隙っ歯、受け口等の不正咬合は、見た目の問題だけでなく、咬み合わせや衛生管理上の問題でもあります。
不正咬合の歯並びは、局所的に噛む力がかかってしまい、力の加わる歯に小さなヒビができたり、歯が割れてしまったりすることがあります。
また、デコボコの歯並びは歯磨きがしにくく、細菌が繁殖しやすい環境になりがちです。
このような状態は歯の寿命を縮めてしまいますが、矯正治療を行うことで見た目だけでなく、これらの問題も解決することができます。
矯正治療を行うかどうか数年間も悩まれている方もいらっしゃいます。
治療期間やその間の見た目、痛みや費用面での心配など、お悩みになって当然です。
当院ではできるだけのご要望に添えるよう、さまざまな矯正装置、方法をご用意し、患者さまが抱える不安と真っ向から向き合っています。
矯正歯科治療の種類
歯列矯正の治療法にはさまざまな種類があります。ここではご要望別に矯正治療の種類をご紹介します。

矯正装置が見えない、目立たない矯正治療
裏側でも口を開くと装置が付いているのがわかりませんか?」という質問を受けることがあります。左は口を閉じた状態、右は少し開いた状態です。少し口を開いたぐらいでは、装置が付いているのがまったく見えないのがわかります。
裏側(舌側/リンガル)矯正マウスピース矯正
セラミック矯正


治療費が低い矯正治療
治療期間の長さがネックになっている方も多くいらっしゃいます。「できるだけ早く治療を終わらせたい。」
当院OPCなら、そのご要望にお応えする治療法にもいくつかの種類があります。
セラミック矯正
ワイヤー&ブラケット矯正
矯正歯科治療の比較
歯列矯正にはさまざまな方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
当院では、それぞれの特徴をご理解いただいたうえで、ご要望にもっとも合った治療法をご選択いただけます。
治療中の見た目 | 期間・通院回数 | 歯への侵襲 | 適用範囲 | |
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ワイヤー&ブラケット矯正(表側矯正) | 装置が目立ちます。 | 約1年半~2年 | ほとんどのケースで抜歯もしくは歯を削る必要があります。 | 広範囲に適用可能 |
ワイヤー&ブラケット矯正(裏側矯正) | 表面から矯正装置が見えません。 | 約1年半~2年 | ほとんどのケースで抜歯もしくは歯を削る必要があります。 | 広範囲に適用可能 |
マウスピース矯正 | 装置は透明で取り外し可能なため、他人に気付かれにくい。 | 約1年半~2年 | ほとんどのケースで抜歯もしくは歯を削る必要があります。 | 適用範囲に制限が多い |
セラミック矯正 | 矯正装置は不要です。 | 最短1カ月・通院3回 | 歯を削る必要があります。ケースによって歯の神経をとる、歯を抜く必要があります。 | 適用範囲に制限がある |
※インプラント矯正、コルチコトミーは、ワイヤー矯正のオプションになります。治療期間を短くすることができます。
※外科矯正は、極端な出っ歯や受け口など、上記の矯正法で治らないケースに適用となります。