オーラルプロポーションクリニック 歯科・矯正歯科・口腔外科

短期集中歯周病治療

Short Term Periodontal

全ての歯を一気に治療し
通院回数を少なく

短期集中歯周病治療(FMD)はFull Mouth Disinfection(フルマウス ディスインフェクション)の略で、1990年代にQuirynenにより提唱された歯周病の治療方法です。短期集中歯周病治療(FMD)では全ての歯の歯周病治療を1回で行います。歯周病は歯周組織が歯周病菌に感染することによって引き起こされる感染症であり、歯周病を治療する為には、感染源である歯周病菌を除去しなくてはなりません。

少しずつ歯石を除去し、1回で治療を終わらせないと口腔内の未処置のブロックに歯周病菌が残り、治療をしたブロックにも歯周病菌が再感染してしまう可能性があります。

短期集中歯周病治療は、全ての歯に対しての歯周病治療を1回で行うことによって、口腔内全体の歯周病菌を除去し、歯周組織が歯周病菌に再感染するリスクを最小限に抑えた治療方法です。

短期集中歯周病治療とは

短期集中歯周病治療のメカニズム

短期集中歯周病治療では、全ての歯の縁上・縁下の歯石を一気に除去し、他の治療を行っていない部分に対して歯周病菌が再感染することを防ぐという考え方の元で治療を行っています。
また、短期集中歯周病治療は細菌検査によって、通常の歯周病治療だけでは除去が困難とされる歯周病菌(レッドコンプレックス)が検出された場合には、抗生剤を併用し、内科的な歯周病へのアプローチも行っていきます。歯周病菌を一気に除去し、内科的アプローチで口腔内の細菌環境のバランスを取ることによって、歯周病を改善していく治療となります。

短期集中歯周病治療のメリット

  • 短期間で治療が終わる

    1回の治療時間が数時間と長時間かかりますが、全ての歯に処置を行うので通院回数が通常に比べて少なく、通常数か月かかる歯周病治療を短期間に行うことができます。(治療完了約1か月後に再検査をさせていただきます。)

  • 治療効果が出やすく再発リスクが低い

    1回の治療で全ての歯に付着する歯石を除去し、歯周病菌を減らし、口腔内環境を変えるので効果が出やすく、処置部分に歯周病菌が再感染することなく治療を進めることができるので、再発リスクを低くすることができます。

当院の短期集中歯周病治療特徴

  • 特徴1
    拡大視野下で精密な治療

    拡大視野下で精密な治療

    マイクロルーペを使用して肉眼の約8倍まで拡大して治療を行っていきます。
    肉眼では確認することが不可能な細かい部分まで、はっきりと目で確認しながら治療を進めることができ、より正確で精密な歯科治療を行うことができます。

  • 特徴2
    眠っている間に終る歯石除去

    眠っている間に終る歯石除去

    歯石除去には先のとがった器具で歯と歯肉の間の歯周ポケットの中を掃除していきますので、痛みが出る場合があります。
    当院では治療の間の痛みを感じないよう、点滴麻酔(静脈内鎮静法)で眠っている間に行える歯石除去をお受け頂けます。ウトウトとしている間に治療が終わるので、治療中の痛みや不快感を感じずに済みます。

無痛・短期集中治療

当院では点滴麻酔による静脈内鎮静法や全身麻酔による歯科治療を行っております。
歯科が苦手な方や、通院回数を少なくして短期間に治療を終わらせたいと考えている方に最適な麻酔方法になります。

無痛治療について

歯科恐怖症、嘔吐反射がある、音や痛みが怖いなど、歯科医院に通えずに症状が悪化してお困りの場合、当院では点滴麻酔による眠っている間に不快感なく終わる無痛治療をご提案しています。
静脈内鎮静法は点滴麻酔によってウトウトとした状態の中で治療を行っていきます。局部麻酔だけの場合、万が一麻酔の効果が切れてしまうと痛みを感じ、麻酔薬を足す作業が発生しますが、静脈内鎮静法ではそういった痛みを感じることがありません。
また、健忘作用があるので、治療が終わった後も、治療中の不快感を覚えていることがありません。

短期集中治療について

当院では1回の治療時間を長くお取りすることによって、通院回数を少なく、短期間に治療を終えることのできる短期集中治療を行っております。
通常のセラミック治療の場合、治療完了まで約3週間前後必要となりますが、短期集中治療なら最短1日、平均でも1週間前後で治療を終えることができます。
詳しくは短期集中治療の関してのページをご覧ください。

短期集中歯周病治療流れ

  • 初診ご予約

    ●初診ご予約

    予約

    当院は完全予約制になっております。
    お電話、またはWEB予約フォーム、24時間WEB予約のどれかから、お好きな方法でご予約ください。

  • 初診時

    ●ご来院

    問診票等のご記入をお願いしております。
    ご予約時間の15分程度前にご来院頂けるとスムーズにご案内できます。

    ●歯周病精密検査

    歯周病精密検査

    歯と歯ぐきの隙間「歯周ポケット」を専用の器具「プローブ」を使って計測します。健康な歯ぐきであれば、歯と歯ぐきの隙間は1~3mmですが、歯肉炎や歯周病になっているとその隙間が4mm以上になってきます。この検査は、どの部分でどの程度歯周病が進行しているのかを正確に把握するために行われます。

    ●細菌検査

    細菌検査では口腔内の細菌の種類、構成バランスを検査します。歯周病菌は種類によっては通常の歯周基本治療だけでなく、抗菌剤を用いる歯周内科治療を併用する必要があります。歯周病の原因菌を特定せずに、歯周病治療を行っていても、いつまでも治療効果が得られないこともあるので、細菌検査を行うことは非常に重要です。

  • 治療開始:通院1回目

    ●TBI

    TBI

    ●短期集中歯周病治療

    短期集中歯周病治療 歯周ポケット(歯と歯ぐきの境目)内に沈着した歯石、汚染組織を一気に除去していきます。(この処置をSRP(スケーリング・ルート・プレーニング)と言います。)
    軽度歯周病で1~2時間、中度歯周病以上では2時間~3時間程度で全ての歯、歯周ポケット内に沈着した歯石や汚染組織を除去していきます。

    ●TBIと歯の表面のクリーニング

    TBIと歯の表面のクリーニング 短期集中歯周病治療(FMD)完了後に再度TBIを行います。FMD後の歯ぐきの状態、変化に合わせた歯磨きの方法をアドバイスします。その後、PMTC(クリーニング)で歯面をきれいにし、歯石の再付着を予防します。

  • 治療終了:通院2回目

    治療終了

    再度、歯周病基本検査と、細菌検査を行い、歯周病の改善状況を確認します。
    歯周病治療終了後も、定期的にメインテナンスを行います。メインテナンスでは、症状の確認とともに、必要に応じてTBI、歯石除去、PMTCなどを行います。
    歯周病は生活習慣病の一種とも言われており、メインテナンスを怠り、また治療前の生活に戻ってしまえば、すぐに再発してしまいます。
    また、どんなに頑張って歯磨きをしていても、ご自身の力だけでは、どうしても磨ききれない部分は出てきてしまうものです。メインテナンスの期間は、再検査の結果によって決まりますが、歯周病の再発を予防するためには、最低でも年に2回以上、メインテナンスを行う必要があります。

短期集中歯周病治療に関するご質問

通常の歯周病治療と何が違うのですか?

通常の歯周病治療では、1回目は縁上の歯石除去歯科行いませんが、短期集中歯周病治療では1回で全ての歯の縁上・縁下の歯石を除去します。また、内科的治療を同時に行うことにより歯周病菌を一気に少なくし、口腔内の細菌バランスを整えていきます。

必ず一日で終わりますか?

1日で全ての歯の縁上・縁下の歯石除去を行いますが、症状が重く、外科的治療が必要になった場合は1回で終わらないこともあります。

短期集中歯周病治療料金

短期集中歯周病治療

短期集中歯周病検査
 料金(税別)
基本検査+顕微鏡細菌検査+精密歯周病検査(5査)+CT+血液検査¥30,000
短期集中歯周病治療
 料金(税別)
2時間¥100,000
以降30分追加毎¥25,000
  • 短期集中歯周病治療には点滴麻酔(静脈内鎮静法)の料金が含まれています。

注意点(リスク・副作用)

  • 一度の短期集中歯周病治療で全ての歯周病が改善するわけではありません。
  • 重度歯周病の場合、歯周外科治療が必要となる場合があります。
  • 自由診療(保険適用外)となります。